JR鳥取駅から徒歩7分という好立地にあるホテルモナーク鳥取(108室)は、駅前の繁華街にありながら全国でも珍しい自家源泉を所有し、天然温泉を大浴場で提供する。全108ある客室は、広々としたツインルームをはじめ、「鳥取の四季」をコンセプトにした洋室や、和室など多彩なタイプを用意。用途に合わせて選べるので、観光の拠点にも適している。
その同館では10月下旬、近年の分煙意識の高まりを受け、Fujitaka(フジタカコーポレーション、京都市)の喫煙ブース「SMOKE POINT(スモークポイント)」を導入し、分煙対策に万全を期している。
スモークポイントは、デンマーク生まれのスタイリッシュなデザイン。周囲を開放感ある透明ガラスで囲み、美しいインテリア空間を生み出す。
また、国の脱煙機能付き喫煙ブースの基準である「TVOC(総揮発性有機化合物)の除去率95%以上」「非喫煙場所から喫煙場所への気流が毎秒0.2メートル以上」「排気粉じん量が1立方メートル当たり0.015ミリグラム以下」の基準をクリアしている。
「受動喫煙の条例もあり、この4月から検討していた」と用度課長の上田貢司氏。採用の決め手は、(1)ダクト工事が不要で簡単に設置・移設ができる(2)厚生労働省の基準に合致している(3)スタイリッシュなデザイン―など。同館では、扉の一部がない「セミオープン」に、中四国地方では初となる「自動ドア」を付けたタイプを、1階ロビーと、2階の宴会場近くに設置。「未成年の従業員もいるため、大変助かっている」と評価する。
スモークポイントの設置に伴い、1月から全面禁煙に、3月からは全客室が禁煙となる。
この件についての問い合わせ先は、Fujitaka環境事業部TEL03(5843)4902。
ホテルモナーク鳥取(外観)
「スモークポイント」の導入例